大学受験:参考書・問題集・過去問研究・指導の受験坂@オンライン

早稲田大学/理工系学部

◆ 一般受験(2025年度入学)の形式

基幹理工学部 入学時に、学系1〜4(※2025年度より、学系再編)を選択(現行は、学系1〜3)。 2年進級時に学科選択
・学系1 → 数学科、応用数理学科
・学系2 → 応用数理学科、機械科学・航空宇宙学科、電子物理システム学科
・学系3 → 応用数理学科、情報理工学科、情報通信学科
・学系4 → 情報理工学科、情報通信学科、表現工学科
創造理工学部 入学時に学科選択 建築学科、総合機械工学科、経営システム工学科、社会環境工学科、環境資源工学科
先端理工学部 入学時に学科選択 物理学科、応用物理学科、化学・生命化学科、応用化学科、生命医科学科、電気・情報生命工学科

◆ 一般受験(現行)の試験科目等

基幹理工学部 外国語(120点)
数学(120点)
理科(120点/1科目 60点)
コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
数学I・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B (「確率分布と統計的な推測」を除く)
物理(物理基礎・物理)、化学(化学基礎・化学)、生物(生物基礎・生物)、のうちから2科目
※ 理科の科目選択に指定あり
・学系1と3(現行):物・化、物・生、化・生 のすべて可。
・学系2(現行):物・化 のみ可
※ 理科の得点の重み付けはなし
※「学系3(現行)」のみ、「得意科目選考」(下記参照)あり(対象科目:英・数・物・化・生)。
創造理工学部 試験教科と配点は、同上 試験科目等も、同上(以下の点を除く)
※「建築学科」のみ、空間表現試験あり。
※ どの学科も、理科の科目選択は「物・化」のみ可。
※ 理科の得点の重み付けはなし
※ 得意科目選考あり(以下、学科:対象科目)
  建築:英・数・空間、総合機械工:数・物・化、経営システム工:英・数・物・化、社会環境工:英・数・物・化、 環境資源工:数・物・化
先端理工学部 試験教科と配点は、同上 試験科目等も、同上(以下の点を除く)
※ 理科の科目選択に指定あり
・「生命医科」と「電気・情報生命工」:物・化、物・生、化・生 のすべて可。
・「応用化」:物・化、化・生 のみ可。
・ その他:物・化 のみ可
※ 理科の得点の重み付けあり
・「物理」→ 物理:化学=2:1(物理重視)
・「応用物理」→ 物理:化学=2:1(物理重視)
・「化学・生命化」→ 化学:物理=2:1(化学重視)
・「応用化」→ 化学:物理または生物=2:1(化学重視)
・ その他 → 重み付けなし

<注意事項>
・3学部で、同一日・同一問題で、入試を実施します。
・創造理工学部・先進理工学部は学科単位で募集、基幹理工学部は学系単位で募集します。基幹理工学部では、2年進級時に、原則として、 所属学系内の各学科に配属となります。
・学部・学系および学科間の併願はできません。
・先進理工学部の志願者は、学部内で同一の理科解答パターンの他学科を、第二志望とすることができます。
・第一志望学科が不合格(補欠)の場合で、総合点が第二志望学科の合格最低点を上回る場合にのみ、第二志望学科合格となります。
・合格発表時、3学部とも補欠者を発表します。ただし、先進理工学部においては、補欠は、第一志望学科のみに適用されます。
・先進理工学部において、第一志望学科が補欠、第二志望学科が合格となった方が、補欠合格発表において、 第一志望学科が補欠合格に繰り上がって合格になった場合は、第二志望学科の合格は取り消されます (二学科を同時に合格になるということはありません)。
・「得意科目選考」とは、学科が指定する科目で、特に優れた能力を示したと判定された受験生は、総合点が合格点に達していなくても、 「合格」とする場合があります(基幹理工学部 学系Ⅰ・Ⅱ、先進理工学部では「得意科目選考」は行いません)。

※ 以上に「受験情報」をまとめましたが、誤りがあってはいけませんので、詳細は、必ずご自身で、 大学HP等をご確認ください。

◆ 過去問研究/数学(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 整数分野 ・整式の割り算の方法
・規則性が不明な場合の対処法(具体的な推定と証明)(*)
・数学的帰納法の作法
・2つの整数が互いに素であることの証明
第2問 確率分野 ・n 回操作の場合の具体的推定と証明
・複数の文字が含まれる場合の対処法(*)
・適切な場合分けの仕方(*)
第3問 微積分野 ・2つの関数が逆関数であることの証明
・2つのグラフが2点で交わることの証明
・指数関数と対数関数のグラフ化
・2つの関数に挟まれた部分の面積計算(積分)
第4問 複素数平面分野 ・複素数の計算方法
・共役な複素数の性質
・複素数の絶対値の性質
・複素数の円の方程式
第5問 ベクトル・積分分野 ・ベクトルの内積計算方法
・空間上の線分と平面との交点の求め方
・空間上の線分と点との距離の求め方(場合分けの必要性)
・空間上の線分をx軸回転させた場合の回転体の体積(場合分けの必要性)(*)

・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/数学(2022)
・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/数学(2021)
・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/数学(2020)
・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/数学(2019)

◆ 最適な数学の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。解説が詳しいほど、自習をしやすくなります。  例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 青チャート
⚫︎ フォーカスゴールド
⚫︎ 4STEP(別冊の解説は必須)
⚫︎ サクシード(別冊の解説は必須)
⚫︎ 基礎問題精講 and/or 標準問題精講
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、早稲田大学の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・早稲田大学の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に、または、分野別の問題集に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
【全分野対象】
⚫︎ 一般に”難しい”とされているのは、「上級問題精講(旺文社)」や「ハイレベル理系数学(河合出版)」など、他にも多くありますが、 青チャートやフォーカスゴールドのレベルをすでに全て終了していて、かつ、まだ高校1〜2年生である場合には、 これらの”上級版”で、腕を磨くのもいい、と思いますが、もう高校3年生であるとか、卒業生のような受験生である場合には、 こうした問題集に手を出すよりも、志望大学(複数)の過去問の数年分を、しっかり理解することに、時間を使った方がいいように思います。 それでも、時間がある場合には、”上級版”に挑戦してもいい、と思います。
【分野別】
⚫︎ 細野真宏の本当によくわかる本シリーズ
⚫︎ 教科書だけでは足りない大学入試攻略シリーズ
第4段階 ・この段階では、早稲田大学の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京大学の理系の過去問
⚫︎ 東京工業大学の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 世界一わかりやすいシリーズ(大学別過去問解説本)
⚫︎ 各大手予備校の早稲田大学対象の模擬試験

◆ 過去問研究/物理(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 波・力学分野 ・力積と運動量の関係
・等速円運動における運動方程式
・速度が変化する区間への進入距離の考え方(*)
・気体の状態方程式(※化学の知識)
第2問 力学分野 ・重力とばねの弾性力のつりあい
・単振動(振幅、角振動数等)に関する値の求め方
・単振動における力学的エネルギー保存則
・向心力と重力、垂直抗力との関係
・運動量保存則と力学的エネルギー保存則の連立
・要求された物理量による式変形
・さまざまな物理量のグラフ表示
・対象となっている運動の様子の記述
第3問 電磁気分野 ・磁界の強さ、磁束密度、磁束の求め方
・誘導起電力、誘導電流の求め方
・自己誘導起電力の考え方、キルヒホッフの第2法則の使い方(*)
・2つのコイルに蓄えられている磁界のエネルギーの求め方(*)
・誘導起電力の大きさと符号、ローレンツ力の考え方
・電気抵抗率と抵抗の関係
・ある領域が磁場から受ける力とその領域を回転させる仕事との関係
・電流を時間の一次関数表示した場合の自己誘導起電力とキルヒホッフの第2法則(*)
・相互誘導起電力の考え方
・豆電球で単位時間あたりに消費されるエネルギーの考え方

・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/物理(2022)
・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/物理(2021)
・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/物理(2020)
・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/物理(2019)

◆ 最適な物理の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。 例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 物理のエッセンス
⚫︎ 良問の風
⚫︎ 基礎問題精講
⚫︎ 秘伝の物理・講義
⚫︎ セミナー物理(※ 発展問題を除く)
⚫︎ リードα 物理
⚫︎ リードライトノート 物理
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、早稲田大学の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・早稲田大学の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 標準問題精講
⚫︎ 名問の森
⚫︎ 重要問題集(※ 物理の重要問題集は入試問題中心なので、入門用としては難しいと思います)
第4段階 ・この段階では、早稲田大学の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京大学の理系の過去問
⚫︎ 東京工業大学の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 各大手予備校の早稲田大学対象の模擬試験

◆ 過去問研究/化学(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 小問集合 ・原子半径の大小、共有結合の有無、酸化物の酸との反応性
・原子番号と陽子数の関係、同位体の意味
・ケイ素の結晶構造、単位格子中の原子の個数、結晶の密度、原子半径
・分圧、飽和蒸気圧の考え方、気体の状態方程式
・発熱反応と吸熱反応、水素イオン濃度、水素イオン指数
・塩素原子1個を含むオキソ酸の種類、酸としての強さ、塩素を水に溶かすと生じるオキソ酸
・油脂の分子量の計算、油脂の構成化合物、油脂と反応する水素のモル
・赤褐色の臭素水を脱色させる化合物、酸化によりアセトンを生じる化合物、銀鏡反応をする化合物
・疎水コロイドの生成、凝析と塩析、凝析を最小の物質量で行う電解質
・硫黄を含むペプチド、ベンゼン環を含むペプチド、アミノ基を含むペプチド
第2問 理論・無機分野 ・試料に水素が含まれることを確認する方法
・実験室で水素を発生させ捕集する方法
・工業的に水素を製造する方法の化学反応式
・食塩水の電気分解における両極の半反応式
・メタンと水素の混合ガスの完全燃焼と、水素添加による CO2 削減割合
・酸化鉄(Ⅲ)と CO から鉄を生成する化学反応式、酸化鉄(Ⅲ)と H2 から鉄を生成する化学反応式
・水素−酸素燃料電池の放電において、消費された水素の物質量
・ある性能の燃料電池自動車が特定の距離を走行するために必要となる水素の充填圧力
・3つの水素の貯蔵方法において、単位体積あたりに貯蔵できる水素の質量の大きい順番
第3問 有機分野 ・有機化合物の組成分析・分子式の決定
・有機化合物名の決定
・無機化合物の決定
・Al(OH)3 と塩酸、および、Al(OH)3 と過剰な NaOH との化学反応式
・市販薬に含まれる有機化合物の含有率(質量パーセント濃度)の計算(*)
・分子式 C8H10O であるベンゼンの二置換体の構造異性体の種類数
・分子式 C8H10O であるベンゼンの一置換体のすべての構造異性体の構造式
・分子式 C8H10O であるベンゼンの一置換体とアセチルサリチル酸の脱水縮合によって生じる化合物の構造式
・分子式 C8H10O であるベンゼンの一置換体を酸化したときに生じる化合物の構造式

・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/化学(2022)
・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/化学(2021)
・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/化学(2020)
・早稲田大学の理工系学部の過去問研究/化学(2019)

◆ 最適な化学の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。 例えば、以下の参考書・問題集です。
<問題集>
⚫︎ 基礎問題精講
⚫︎ セミナー化学(※ 発展問題を除く)
⚫︎ リードα 化学(※ 応用レベルを除く)
⚫︎ リードライトノート 化学
⚫︎ 重要問題集の A 問題(※ B 問題は応用レベルなので除く)
⚫︎ 化学の新標準演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、早稲田大学の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・早稲田大学の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
<問題集>
⚫︎ 標準問題精講
⚫︎ セミナー化学の発展問題
⚫︎ リードα 化学の応用レベルの問題
⚫︎ 重要問題集の B 問題
⚫︎ 化学の新演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第4段階 ・この段階では、早稲田大学の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京大学の理系の過去問
⚫︎ 東京工業大学の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 各大手予備校の早稲田大学対象の模擬試験
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)