大学受験:参考書・問題集・過去問研究・指導の受験坂@オンライン

東京工業大学

◆ 一般受験(現行)の形式

一般 入学時に、「学院」を選択
「本学では、学問領域を6つの学院に分け、
学院別に入学者を決定するシステムをとっています。
受験者は、志望順に2つの学院まで選んで出願します。
1年目に理工系の基礎科目や文系の多様な教養科目を
中心に幅広く学修したうえで、
2年目に進む時に系を決めます。」(HPより抜粋)

※「学院」の種類
 理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、
生命理工学院、環境・社会理工学院
2年進級時に、「系」を選択
・理学院 → 数学系、物理学系、化学系、地球惑星科学系
・工学院 → 機械系、システム制御系、電気電子系、情報通信系、経営工学系
・物質理工学院 → 材料系、応用化学系
・情報理工学院 → 数理・計算科学系、情報工学系
・生命理工学院 → 生命理工学系
・環境・社会理工学院 → 建築学系、土木・環境工学系、融合理工学系

◆ 一般受験(現行)の試験科目等(※募集要項より)

一般 数学(300点/180分) 「数学Ⅰ」、「数学A」、「数学Ⅱ」、「数学B(数列・ベクトル)」、「数学Ⅲ」を、 その総合問題や応用問題を含めて、『数学』として出題する。
物理(150点/120分) 「物理基礎」、「物理」を合わせて、『物理』として出題する。
化学(150点/120分) 「化学基礎」、「化学」を合わせて、『化学』として出題する。
英語(150点/90分) 「コミュニケーション英語Ⅰ」、「コミュニケーション英語Ⅱ」、「コミュニケーション英語Ⅲ」を合わせて、 『英語』として出題する。

<注意事項>(※ HPより抜粋)
・2024年10月1日に、東京工業大学と東京医科歯科大学が統合し、東京科学大学が設立されることになりました。 なお、当面の入学者選抜試験は、従来どおり、両大学がそれぞれ実施します。

※ 以上に「受験情報」をまとめましたが、誤りがあってはいけませんので、詳細は、必ずご自身で、 大学HP等をご確認ください。

◆ 過去問研究/数学(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 積分・他分野 ・定積分の整数部分を求める
・不等式の考え方(*)
第2問 整数分野 ・ある方程式を満たす整数 x と y のすべての組を求める
第3問 確率・複素数分野 ・いくつかの複素数の積の絶対値が5より小さくなる確率
・確率の漸化式の立式(*)
第4問 空間図形・積分分野 ・ともに角柱状の空洞部をもつ円柱が垂直に交差した場合の共通部分の体積(*)
第5問 空間ベクトル・他分野 ・空間上の2直線から等距離にある点全体のなす図形
・空間上の4直線に共に接する球面の中心と半径(*)

・東京工業大学の過去問研究/数学(2022)
・東京工業大学の過去問研究/数学(2021)
・東京工業大学の過去問研究/数学(2020)
・東京工業大学の過去問研究/数学(2019)

◆ 最適な数学の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。解説が詳しいほど、自習をしやすくなります。  例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 青チャート
⚫︎ フォーカスゴールド
⚫︎ 4STEP(別冊の解説は必須)
⚫︎ サクシード(別冊の解説は必須)
⚫︎ 基礎問題精講 and/or 標準問題精講
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京工業大学の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京工業大学の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に、または、分野別の問題集に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
【全分野対象】
⚫︎ 一般に”難しい”とされているのは、「上級問題精講(旺文社)」や「ハイレベル理系数学(河合出版)」など、他にも多くありますが、 青チャートやフォーカスゴールドのレベルをすでに全て終了していて、かつ、まだ高校1〜2年生である場合には、 これらの”上級版”で、腕を磨くのもいい、と思いますが、もう高校3年生であるとか、卒業生のような受験生である場合には、 こうした問題集に手を出すよりも、志望大学(複数)の過去問の数年分を、しっかり理解することに、時間を使った方がいいように思います。 それでも、時間がある場合には、”上級版”に挑戦してもいい、と思います。
【分野別】
⚫︎ 細野真宏の本当によくわかる本シリーズ
⚫︎ 教科書だけでは足りない大学入試攻略シリーズ
第4段階 ・この段階では、東京工業大学の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京大学の理系の過去問
⚫︎ 早稲田大学の理工系学部の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 世界一わかりやすいシリーズ(大学別過去問解説本)
⚫︎ 各大手予備校の東京工業大学対象の模擬試験

◆ 過去問研究/物理(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 力学・熱分野 ・摩擦面上において、バネに取り付けられた小球が動き出すための条件
・摩擦面上において、動いている小球の加速度が0となる小球の位置
・摩擦面上において、小球が崖から飛び出すための条件
・いわゆる、水平投射の問題
・断熱変化の性質、理想気体の状態方程式、熱力学の第一法則、内部エネルギー
・小球とピストンの間の運動量保存則
・単振動の定式化、振幅の求め方
第2問 電磁気・力学分野 ・ダイオードを含んだ回路におけるキルヒホッフの第2法則
・ダイオードとコンデンサーを含んだ回路の問題
・ダイオードとコンデンサーと抵抗を含んだ回路で、電荷の保存則
・誘導起電力、等加速度運動、斜めの2本のレールの問題
・磁界中で電流が流れる導体棒にかかる力、ダイオードで消費される電力量
第3問 波分野 ・上下に位置する原子で散乱されたX線の強め合う条件
・左右に位置する原子で散乱されたX線の強め合う条件
・すべての原子からの散乱X線が同位相で強め合う条件
・電子波を用いた結晶格子による回折(*)

・東京工業大学の理工系学部の過去問研究/物理(2022)
・東京工業大学の理工系学部の過去問研究/物理(2021)
・東京工業大学の理工系学部の過去問研究/物理(2020)
・東京工業大学の理工系学部の過去問研究/物理(2019)

◆ 最適な物理の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。 例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 物理のエッセンス
⚫︎ 良問の風
⚫︎ 基礎問題精講
⚫︎ 秘伝の物理・講義
⚫︎ セミナー物理(※ 発展問題を除く)
⚫︎ リードα 物理(※ 発展的な問題を除く)
⚫︎ リードライトノート 物理
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京工業大学の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京工業大学の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 標準問題精講
⚫︎ 名問の森
⚫︎ 重要問題集(※ 物理の重要問題集は入試問題中心なので、入門用としては難しいと思います)
第4段階 ・この段階では、東京工業大学の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京大学の理系の過去問
⚫︎ 早稲田大学の理工系学部の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 各大手予備校の東京工業大学対象の模擬試験

◆ 過去問研究/化学(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 理論・無機分野 ・基本的な内容の正誤問題
・電気分解で流れた電流の大きさ、その後に加えたナトリウム単体の質量
・水酸化鉄(Ⅲ)の溶解度積と pH
・塩化セシウム型構造の結晶の陽イオンと陰イオンの半径比
・塩化セシウム型と塩化ナトリウム型の充填率比
第2問 理論分野 ・基本的な内容の正誤問題
・理想気体と実在気体に関する正誤問題
・気体の溶解度と状態方程式
・CH4 の完全燃焼と気体の溶解度
・熱化学方程式、結合エネルギー、解離熱
第3問 有機分野 ・C10H14 で表される有機化合物に関する正誤問題
・カルボン酸に関する正誤問題
・あるトリペプチドとアルコールとのエステルの分子式決定
・芳香族化合物の構造決定

・東京工業大学の理工学部の過去問研究/化学(2022)
・東京工業大学の理工学部の過去問研究/化学(2021)
・東京工業大学の理工学部の過去問研究/化学(2020)
・東京工業大学の理工学部の過去問研究/化学(2019)

◆ 最適な化学の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。 例えば、以下の参考書・問題集です。
<問題集>
⚫︎ 基礎問題精講
⚫︎ セミナー化学(※ 発展問題を除く)
⚫︎ リードα 化学(※ 応用レベルを除く)
⚫︎ リードライトノート 化学
⚫︎ 重要問題集の A 問題(※ B 問題は応用レベルなので除く)
⚫︎ 化学の新標準演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京工業大学の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京工業大学の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
<問題集>
⚫︎ 標準問題精講
⚫︎ セミナー化学の発展問題
⚫︎ リードα 化学の応用レベルの問題
⚫︎ 重要問題集の B 問題
⚫︎ 化学の新演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第4段階 ・この段階では、東京工業大学の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京大学の理系の過去問
⚫︎ 早稲田大学の理工系学部の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 各大手予備校の東京工業大学対象の模擬試験
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)