大学受験:参考書・問題集・過去問研究・指導の受験坂@オンライン

東京大学

◆ 教養学部の募集人員(2024年度:前期日程)

文科一類 文科二類 文科三類 理科一類 理科二類 理科三類 合計
401 353 469 1108 532 97 2960

※ 同大学の募集要項より引用

◆ 後期課程への進学(2024年度)

・「学生は、2年間の前期課程の後、後期課程へ進学します。 進学する学部・学科等は、学生の志望と成績等をもとにして内定されます。 前期課程の各科類から主として進学できる後期課程の学部・学科は、以下のとおりです。 ([6年制]は前期課程2年、後期課程4年の学科を示します。他は全て,前期課程2年,後期課程2年の4年制学科です。)」 (※ 募集要項より引用)

科類 学部・学科
文科一類 法学部〔第1類、第2類、第3類〕
教養学部〔教養学科、学際科学科、統合自然科学科〕
文科二類 経済学部〔経済学科、経営学科、金融学科〕
教養学部〔教養学科、学際科学科、統合自然科学科〕
文科三類 文学部〔人文学科〕
教育学部〔総合教育科学科〕
教養学部〔教養学科、学際科学科、統合自然科学科〕
理科一類 工学部〔社会基盤学科、建築学科、都市工学科、機械工学科、機械情報工学科、航空宇宙工学科、精密工学科、電子情報工学科、 電気電子工学科、物理工学科、計数工学科、マテリアル工学科、応用化学科、化学システム工学科、化学生命工学科、 システム創成学科〕
理学部〔数学科、情報科学科、物理学科、天文学科、地球惑星物理学科、地球惑星環境学科、化学科、生物化学科、生物学科、 生物情報科学科〕
薬学部〔薬科学科、薬学科[6年制]〕
農学部〔応用生命科学課程、環境資源科学課程〕
医学部〔健康総合科学科〕
教養学部〔統合自然科学科、学際科学科、教養学科〕
理科二類 農学部〔応用生命科学課程、環境資源科学課程、獣医学課程[6年制]〕
薬学部〔薬科学科、薬学科[6年制]〕
理学部〔地球惑星環境学科、化学科、生物化学科、生物学科、生物情報科学科〕
工学部〔応用化学科、化学システム工学科、化学生命工学科、マテリアル工学科、システム創成学科、機械工学科、計数工学科、 都市工学科、精密工学科、社会基盤学科、航空宇宙工学科〕
医学部〔健康総合科学科、医学科[6年制]〕
教養学部〔統合自然科学科、学際科学科、教養学科〕
理科三類 医学部〔医学科[6年制]〕

※ 同大学の募集要項より引用

◆ 選抜方法(2024年度)

・「入学者の選抜は、学力試験(大学入学共通テスト及び第2次学力試験)及び調査書によります。 入学志願者が各科類の募集人員に対して次の倍率に達した場合は、大学入学共通テストの成績により第1段階選抜を行い、 第1段階選抜合格者に対して第2次学力試験を行います。」 (※ 募集要項より引用)

文科一類 文科二類 文科三類 理科一類 理科二類 理科三類
約 3.0 倍 約 3.0 倍 約 3.0 倍 約 2.5 倍 約 3.5 倍 約 3.0 倍

・「学力試験の成績は、大学入学共通テストの成績(配点110点:900点満点を110点に換算します。)と、 第2次学力試験の成績(配点440点)とを総合(550点満点)して算出します。 また、理科三類入学者の選抜においては、上記に加え、面接試験の結果を含めて総合的に判定し、将来、 医療や医学研究に従事するのにふさわしい資質を持った受験者を、合格者とします。したがって、 学力試験の得点にかかわらず、不合格となることがあります。なお、面接試験では、受験者の人間的成熟度、医学部への適性、 コミュニケーション能力等を評価します。」 (※ 募集要項より引用)

共通テストの得点の扱い 第2次学力試験の得点 総合点
110 点(※ 900点満点を110点に換算) 440 点 550 点満点

◆ 前期日程の第2次学力試験に関する情報(2024年度)(※ 募集要項より)

文科各類 国語(120点/150分) 国語総合、国語表現、現代文B、古典B
数学(80点/100分) 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Aは全範囲から、数学Bは「数列」、 「ベクトル」から出題します)
地理歴史(120点/150分) 日本史B、世界史B、地理Bの3科目のうち、あらかじめ出願の際に届け出た2科目。
外国語(120点/120分) (1)英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ) ※ 一部マークシートに解答する問題があります。また、聞き取り試験(30 分程度)を行います。
(2)ドイツ語、(3)フランス語、(4)中国語、のうち、あらかじめ出願の際に届け出た1外国語(※1、※2)

※1:ただし、英語の選択者に限り、英語の問題の一部分に代えて、他の外国語(ドイツ語、フランス語、中国語、韓国朝鮮語)のうちから、 一つの外国語を試験場において選択することができます。なお、ここで選択できる外国語のうち、ドイツ語、フランス語、中国語の問題は、 出願時に当該外国語を選択した者が解答する問題の一部分と同じものです。
※2:「トライリンガル・プログラム(TLP)」の受講を希望する者は、募集要項の別途のページを参照してください。

理科各類 国語(80点/100分) 国語総合、国語表現
数学(120点/150分) 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B
(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学Aは全範囲から、数学Bは「数列」、「ベクトル」から出題します)
理科(120点/150分) 「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「生物基礎・生物」、「地学基礎・地学」の4科目のうち、 あらかじめ出願の際に届け出た2科目。
(理科の出題範囲は次のとおりです。「物理基礎・物理」は物理基礎,物理の全範囲から出題します。 「化学基礎・化学」は化学基礎,化学の全範囲から出題します。「生物基礎・生物」は生物基礎,生物の全範囲から出題します。 「地学基礎・地学」は地学基礎,地学の全範囲から出題します)
外国語(120点/120分) (1)英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ) ※ 一部マークシートに解答する問題があります。また、聞き取り試験(30 分程度)を行います。
(2)ドイツ語、(3)フランス語、(4)中国語、のうち、あらかじめ出願の際に届け出た1外国語(※1、※2)
面接(理科三類のみ) 個人面接
(複数の面接員による10分間程度の面接を行い,その評価を参考にして,場合によっては,2次面接を行うことがあります)

※1:ただし、英語の選択者に限り、英語の問題の一部分に代えて、他の外国語(ドイツ語、フランス語、中国語、韓国朝鮮語)のうちから、 一つの外国語を試験場において選択することができます。なお、ここで選択できる外国語のうち、ドイツ語、フランス語、中国語の問題は、 出願時に当該外国語を選択した者が解答する問題の一部分と同じものです。
※2:「トライリンガル・プログラム(TLP)」の受講を希望する者は、募集要項の別途のページを参照してください。

※ 以上に「受験情報」をまとめましたが、誤りがあってはいけませんので、詳細は、必ずご自身で、 大学HP等をご確認ください。

◆ 過去問研究/文科各類の数学(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 2次方程式・不等式・他分野 ・2次方程式の解と係数の関係、相加相乗平均の関係
第2問 微積・他分野 ・放物線上の点とある直線との距離に対する定積分、絶対値を含む積分計算
・3次関数の最大最小問題
第3問 確率分野 ・黒色3個・赤色4個・白色5個の玉を袋から1個ずつ取り出して一列に並べる場合に、赤玉が隣り合わない確率
・赤玉が隣り合わないときに、黒玉も隣り合わない条件付き確率
第4問 空間図形分野 ・余弦定理、面積公式
・球に接する四面体の体積

・東京大学/文科各類の過去問研究/数学(2022)

◆ 文科各類の最適な数学の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。解説が詳しいほど、自習をしやすくなります。  例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 青チャート
⚫︎ フォーカスゴールド
⚫︎ 4STEP(別冊の解説は必須)
⚫︎ サクシード(別冊の解説は必須)
⚫︎ 基礎問題精講 and/or 標準問題精講
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京大学/文科各類の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京大学/文科各類の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に、または、分野別の問題集に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
【全分野対象】
⚫︎ 一般に”難しい”とされているのは、「上級問題精講(旺文社)」や「ハイレベル理系数学(河合出版)」など、他にも多くありますが、 青チャートやフォーカスゴールドのレベルをすでに全て終了していて、かつ、まだ高校1〜2年生である場合には、 これらの”上級版”で、腕を磨くのもいい、と思いますが、もう高校3年生であるとか、卒業生のような受験生である場合には、 こうした問題集に手を出すよりも、志望大学(複数)の過去問の数年分を、しっかり理解することに、時間を使った方がいいように思います。 それでも、時間がある場合には、”上級版”に挑戦してもいい、と思います。
【分野別】
⚫︎ 細野真宏の本当によくわかる本シリーズ
⚫︎ 教科書だけでは足りない大学入試攻略シリーズ
第4段階 ・この段階では、東京大学/文科各類の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 世界一わかりやすいシリーズ(大学別過去問解説本)
⚫︎ 各大手予備校の東京大学/文科各類対象の模擬試験

◆ 過去問研究/理科各類の数学(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 積分・他分野 ・置換積分、絶対値を含む積分、不等式の証明
・前小問の利用、区分求積法、はさみうちの原理
第2問 確率分野 ・黒色3個・赤色4個・白色5個の玉を袋から1個ずつ取り出して一列に並べる場合に、赤玉が隣り合わない確率
・赤玉が隣り合わないときに、黒玉も隣り合わない条件付き確率
第3問 2次関数・微分・他分野 ・実数 a を含む円の円周が、y > x2 の領域に含まれるような a の範囲
・ある円の接線の、y = x2 によって切り取られる線分の長さが等しくなるような接点が2個存在する場合の a の範囲(*)
第4問 空間ベクトル分野 ・空間ベクトルの成分の内積計算
・平面における任意のベクトル表現と直交の条件
・空間上のある点を中心とする球が、ある平面上の三角形と共有点を持つような球の半径の範囲
第5問 整式の処理分野 ・g(x) を f(x) で割った余りが r(x) の場合に、g(x)7 と r(x)7 を f(x) で割った余りが等しいことの証明
・h(x)7 を f(x) で割った余りの7乗を、さらに f(x) で割った余りが h(x) に等しくなる場合の条件
第6問 空間図形分野 ・ある条件を満たす点が動きうる範囲の体積
・同じ条件を満たし、かつ、曲がることのできる点の動きうる範囲の体積(*)

・東京大学/理科各類の過去問研究/数学(2022)

◆ 理科各類の最適な数学の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。解説が詳しいほど、自習をしやすくなります。  例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 青チャート
⚫︎ フォーカスゴールド
⚫︎ 4STEP(別冊の解説は必須)
⚫︎ サクシード(別冊の解説は必須)
⚫︎ 基礎問題精講 and/or 標準問題精講
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京大学/理科各類の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京大学/理科各類の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に、または、分野別の問題集に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
【全分野対象】
⚫︎ 一般に”難しい”とされているのは、「上級問題精講(旺文社)」や「ハイレベル理系数学(河合出版)」など、他にも多くありますが、 青チャートやフォーカスゴールドのレベルをすでに全て終了していて、かつ、まだ高校1〜2年生である場合には、 これらの”上級版”で、腕を磨くのもいい、と思いますが、もう高校3年生であるとか、卒業生のような受験生である場合には、 こうした問題集に手を出すよりも、志望大学(複数)の過去問の数年分を、しっかり理解することに、時間を使った方がいいように思います。 それでも、時間がある場合には、”上級版”に挑戦してもいい、と思います。
【分野別】
⚫︎ 細野真宏の本当によくわかる本シリーズ
⚫︎ 教科書だけでは足りない大学入試攻略シリーズ
第4段階 ・この段階では、東京大学/理科各類の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京工業大学の過去問
⚫︎ 早稲田大学の理工系学部の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 世界一わかりやすいシリーズ(大学別過去問解説本)
⚫︎ 各大手予備校の東京大学/理科各類対象の模擬試験

◆ 過去問研究/物理(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 力学・電磁気・原子・他分野 ・ローレンツ力と向心力のつり合い
・半減期の公式、半周にかかる時間
・運動量保存則とエネルギー保存則の連立
・運動方程式、等加速度直線運動の公式、相対速度
・電場から受けた仕事と運動エネルギーの和の最大値と最小値(*)
・運動エネルギーが十分小さい場合に、半減期の長短が、原子核の検出割合に与える影響(*)
第2問 電磁気・波・他分野 ・円盤を一定の速さで動かしたときに生じる誘導起電力の大きさと向き
・レーザー干渉計を用いた場合の周波数、光速等の関係(*)
・円盤に巻かれた導線が磁場から受ける力の大きさと向き
・円盤が静止したときの位置と電圧計の測定値
・これまでに得られた関係式から、物体の質量を求める
・3つのソレノイドがつくる内部の磁場の大きさ
・キルヒホッフの第二法則、抵抗値と相対誤差の計算
第3問 力学・熱分野 ・風船の半径を Δr 大きくするために、ピストンを動かすのに要した仕事
・風船の表面積を大きくするのに要した仕事
・理想気体を入れた半径の異なる風船に対して、真ん中にある弁を開いた場合の変化
・膜張力の大きさを表す係数 σ を定数とした場合の定式化
・同じ半径の風船が2つ連結している場合で、片方をわざと小さくして放した場合に、半径が異なる2つの風船になる条件
・半径が異なる2つの風船になった後で、風船内の気体の温度を上げた場合の、風船の内圧の変化
・その後、温度を下げた場合の、温度と2つの風船の半径の関係の変化

・東京大学/理科各類の過去問研究/物理(2022)

◆ 最適な物理の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。 例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 物理のエッセンス
⚫︎ 良問の風
⚫︎ 基礎問題精講
⚫︎ 秘伝の物理・講義
⚫︎ セミナー物理(※ 発展問題を除く)
⚫︎ リードα 物理(※ 発展的な問題を除く)
⚫︎ リードライトノート 物理
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京大学/理科各類の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京大学/理科各類の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 標準問題精講
⚫︎ 名問の森
⚫︎ 重要問題集(※ 物理の重要問題集は入試問題中心なので、入門用としては難しいと思います)
第4段階 ・この段階では、東京大学/理科各類の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
東京大学/理科各類の物理は、全体的にみて、他の大学の物理とは、問題難易度において、 一線を画す部分がありますので、 東京大学/理科各類の過去問を、数年分、なるべく多く解き、「応用の型」を体得すべき、と思います。
・過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等も、参考になります。
⚫︎ 東京工業大学の過去問
⚫︎ 早稲田大学の理工系学部の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 各大手予備校の東京大学/理科各類対象の模擬試験

◆ 過去問研究/化学(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 有機分野 ・芳香族化合物の構造分析
・酸化バナジウムを触媒にして、ナフタレンを酸化した場合に生成する化合物の構造式
・C16H16O4 の構造式を条件から決定(*)
・シクロプロパンと臭素の反応で生成する化合物の構造式
・ブタンの配座異性体のエネルギーと角度の関係図
・シクロヘキサンのいす形の配座異性体(アンチ形・重なり形・ゴーシュ形)
・1,2-ジメチルシクロヘキサンの、最も安定ないす形の配座異性体の投影図を例にならって図示
・上記の配座異性体の中で、最も安定なものの選択とその理由
・1,2-ジメチルシクロヘキサンの、最も安定ないす形の配座異性体の構造式
第2問 理論・無機分野 ・ハロゲン化水素における沸点の高い順とその理由
・SiO2 とフッ化水素酸の反応の生成物、SiO2 と気体のフッ化水素の反応の生成物
・フッ化水素酸中において二量体が形成されることの凝固点降下に対する影響
・フッ化水素酸の pH と平衡定数から、HF のモル濃度を求める
・フッ化水素酸における [HF] と [H+] の関係図から、適切な図を選択する
・Al2O3, Fe2O3, SiO2 の NaOH 水溶液に対する溶解性
・Al2O3 と NaOH 水溶液の化学反応式
・TiO2 とコークス等から、Ti や CO2 等を生成する一連の化学反応式
・Mg イオンの還元のために、MgCl2 水溶液の電気分解ではなく、溶融塩電解が用いられる理由
・面心立方格子の最密充填面の位置と数
第3問 理論分野 ・ルシャトリエの原理とその内容
・問題文の内容に合った正しい図の選択
・図から適切な数値を読み取った上での状態方程式による計算
・反応速度を増加させること以外に、触媒を用いた反応において高温が必要となる理由
・コロイド溶液を電気泳動した結果の選択
・コロイド溶液において沈澱が生じた理由
・コロイド溶液に関する浸透圧とモル濃度の計算
・コロイド溶液中の粒子1モルあたりの質量の計算
・コロイド溶液に対する、浸透圧と粒子の半径との関係図から、適切なグラフの選択

・東京大学/理科各類の過去問研究/化学(2022)

◆ 最適な化学の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。 例えば、以下の参考書・問題集です。
<問題集>
⚫︎ 基礎問題精講
⚫︎ セミナー化学(※ 発展問題を除く)
⚫︎ リードα 化学(※ 応用レベルを除く)
⚫︎ リードライトノート 化学
⚫︎ 重要問題集の A 問題(※ B 問題は応用レベルなので除く)
⚫︎ 化学の新標準演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京大学/理科各類の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京大学/理科各類の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
<問題集>
⚫︎ 標準問題精講
⚫︎ セミナー化学の発展問題
⚫︎ リードα 化学の応用レベルの問題
⚫︎ 重要問題集の B 問題
⚫︎ 化学の新演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第4段階 ・この段階では、東京大学/理科各類の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京工業大学の過去問
⚫︎ 早稲田大学の理工系学部の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 各大手予備校の東京大学/理科各類対象の模擬試験
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)