2024 年 | 東京大学(理系)| 数学

◆ 第1問

空間ベクトル・2次曲線・他分野
【完答するために必要な考え方、等】
・空間ベクトルの基本的な知識
・2次曲線(本問では「楕円」)の基本的な知識
【問題難易度】 ★ 2(※「★1」が共通テストレベル。難易度の評価は、当塾の主観によります)
【対策】 「青チャート・フォーカスゴールド」等で、十分に対応できる内容と思います。

◆ 第2問

積分・三角関数・対数関数・他分野
【完答するために必要な考え方、等】
・絶対値を含む積分
・積分変数以外の変数を含む積分
・積分関数の微分
・置換積分
・三角関数の基本的な計算
・絶対値の外し方
・増減表作成
・対数関数の基本的な計算
【問題難易度】 ★3(※「★1」が共通テストレベル。難易度の評価は、当塾の主観によります)
【対策】 「青チャート・フォーカスゴールド」等で、十分に対応できる内容と思います。

◆ 第3問

確率・数列分野
【完答するために必要な考え方、等】
・対称移動の考え方
・確率の基本的な考え方
・「何を示せば証明になるか」という部分
・「前問を利用する」という考え方
・連立漸化式の必要性に気づくこと
・連立漸化式の解き方
【問題難易度】 ★ 4(※「★1」が共通テストレベル。難易度の評価は、当塾の主観によります)
【対策】 ① まずは、青チャート・フォーカスゴールド等を仕上げることで、 個々の内容を理解する。次に、② 試験問題特有の部分(本問では、 「何を示せば証明になるか」や「連立漸化式の必要性に気づく点」等)については、 過去問演習を通して、その「応用の型」を身につけたい。

◆ 第4問

図形と方程式・微分・他分野
【完答するために必要な考え方、等】
・円と放物線が接する接点における法線の式の求め方
・4次関数に対する増減表とグラフの作成
・定数分離法
・2次不等式の解き方
【問題難易度】 ★ 2(※「★1」が共通テストレベル。難易度の評価は、当塾の主観によります)
【対策】 「青チャート・フォーカスゴールド」等で、十分に対応できる内容と思います。

◆ 第5問

積分・他分野
【完答するために必要な考え方、等】
・回転体の体積の計算のため、各断面における、回転軸から回転図形までの最小距離と最大距離の計算。
・その他、回転体の体積の計算方法。
【問題難易度】 ★ 4(※「★1」が共通テストレベル。難易度の評価は、当塾の主観によります)
【対策】 ① まずは、青チャート・フォーカスゴールド等を仕上げることで、 個々の内容を理解する。次に、② 試験問題特有の部分(本問では、 「場合分けの考え方」等)については、 過去問演習を通して、その「応用の型」を身につけたい。

◆ 第6問

整数分野
【完答するために必要な考え方、等】
・3次式の値が素数となる場合の考え方
【問題難易度】 ★ 4(※「★1」が共通テストレベル。難易度の評価は、当塾の主観によります)
【対策】 ① まずは、青チャート・フォーカスゴールド等を仕上げることで、 個々の内容を理解する。次に、② 試験問題特有の部分(本問では、 「整式に整数を代入した場合の値が素数となる場合の考え方」等)については、 過去問演習を通して、その「応用の型」を身につけたい。

◆ 総評

全体的な対策
① まずは、青チャート・フォーカスゴールド等の網羅型問題集で、全範囲を満遍なく仕上げること。
② 一般の問題集では対策しきれない応用部分に対しては、過去問演習を通して、その「応用の型」を理解すること。
③ もし余力・時間があれば、上記①の後に、難しめの問題集を1冊はさんで、いわゆる難問に慣れてもいいと思いますが、 青チャートやフォーカスゴールド等を仕上げた後であれば、過去問の解説を理解できる、と思いますので、 他大学の過去問も含めて、過去問演習をメインにしてもいい、と思います。