化学の問題集・参考書・過去問のルート

◆ 化学の問題集・参考書・過去問の考え方

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいです。
・部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、と思います。参考書についても同様です。

第1段階 ・最初の問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。 例えば、以下の問題集・参考書です。
<問題集>
⚫︎ セミナー化学(※ 応用レベルを除く):学校での利用と併せて、一周解いてみれば、実力はつきます。
⚫︎ リードα 化学(※ 応用レベルを除く):学校での利用と併せて、一周解いてみれば、実力はつきます。
⚫︎ リードライトノート 化学:学校での利用と併せて、一周解いてみれば、実力はつきます。
⚫︎ 基礎問題精講
⚫︎ 重要問題集の A 問題(※ B 問題は応用レベルなので除く):学校での利用と併せて、一周解いてみれば、実力はつきます。
⚫︎ 化学の新標準演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています。通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第2段階 ・「第1段階」の問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、志望大学の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の問題集や他の参考書に載っている内容であれば、 「第1段階」の問題集や他の参考書を復習すればいいだけです。
・志望大学が難関大学の場合は、「第1段階」の問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
・志望大学の過去問を見て、「第1段階」の問題集だけで足りると判断できた場合は、「第1段階」の問題集を、 何度も反復した方がいい場合もあります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の問題集・参考書です。
<問題集>
⚫︎ セミナー化学(応用レベル)
⚫︎ リードα 化学(応用レベル)
⚫︎ 標準問題精講
⚫︎ 重要問題集の B 問題
⚫︎ 化学の新演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています。通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第4段階 ・この段階では、志望大学の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・また、各大手予備校の模擬試験を、計画的に、受けていきます。
・さらに、必要に応じて、共通テストの対策も行います。