大学受験:参考書・問題集・過去問研究の受験坂@オンライン

東京医科歯科大学

◆ 医学部医学科の募集人員(2024年度)

学部/学科 入学定員 募集人員(前期) 同(後期) 同(特別選抜)
医学部/医学科 101 69 10 22 ※参照

※ 同大学の募集要項より引用
※ 「特別選抜」について、「地域特別枠推薦選抜 15 名(認可申請予定)、及び、特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)5 名、 特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)2 名の募集人員」。

◆ 医学部医学科の配点(2024年度)

学部/学科 前期日程の配点 後期日程の配点
医学部/医学科 180 : 360 500 : 200

※ 同大学の募集要項より引用
※ 配点は、「共通テスト:個別学力検査」

◆ 「医学部/医学科」の個別学力検査等(2024年度)(※ 募集要項より)

前期日程 数学(120点/90分) 「数学Ⅰ」、「数学A(全範囲)」、「数学Ⅱ」、「数学B(数列・ベクトル)」、「数学Ⅲ」
理科(120点/120分) 「物理(物理基礎・物理)」の全範囲、「化学(化学基礎・化学)」の全範囲、「生物(生物基礎・生物)」の全範囲、 から、2科目選択
外国語(120点/90分) 「コミュニケーション英語Ⅰ」、「コミュニケーション英語Ⅱ」、「コミュニケーション英語Ⅲ」の全範囲
面接(個人面接)

※ 「後期日程」は、「小論文(100点/120分、英文により出題する場合もある)」+「面接(個人面接、100点)」

※ 以上に「受験情報」をまとめましたが、誤りがあってはいけませんので、詳細は、必ずご自身で、 大学HP等をご確認ください。

◆ 過去問研究/数学(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 場合の数分野 ・格子折れ線の L1 と L2 の図示( Ln の定義は問題文にあり)
・L4 に属する格子折れ線のうち、両端の x座標の差が3以上となるものをすべて図示
・Ln に属する格子折れ線のうち、両端の x座標の差が n-2 となるものの個数(*)
・Ln に属する格子折れ線の個数(*)
第2問 空間ベクトル・数列・極限分野 ・ある平面に直交する単位ベクトルの求め方
・3次元の各成分に対する漸化式の定式
・漸化式からの一般項の誘導とその極限(*)
第3問 積分・極限分野 ・積分方程式の扱いと定数決定
・極限の求め方

・東京医科歯科大学の過去問研究/数学(2022)

◆ 最適な数学の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。解説が詳しいほど、自習をしやすくなります。  例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 青チャート
⚫︎ フォーカスゴールド
⚫︎ 4STEP(別冊の解説は必須)
⚫︎ サクシード(別冊の解説は必須)
⚫︎ 基礎問題精講 and/or 標準問題精講
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京医科歯科大学の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京医科歯科大学の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に、または、分野別の問題集に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
【全分野対象】
⚫︎ 一般に”難しい”とされているのは、「上級問題精講(旺文社)」や「ハイレベル理系数学(河合出版)」など、他にも多くありますが、 青チャートやフォーカスゴールドのレベルをすでに全て終了していて、かつ、まだ高校1〜2年生である場合には、 これらの”上級版”で、腕を磨くのもいい、と思いますが、もう高校3年生であるとか、卒業生のような受験生である場合には、 こうした問題集に手を出すよりも、志望大学(複数)の過去問の数年分を、しっかり理解することに、時間を使った方がいいように思います。 それでも、時間がある場合には、”上級版”に挑戦してもいい、と思います。
【分野別】
⚫︎ 細野真宏の本当によくわかる本シリーズ
⚫︎ 教科書だけでは足りない大学入試攻略シリーズ
第4段階 ・この段階では、東京医科歯科大学の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京大学の理系の過去問
⚫︎ 東京工業大学の過去問
⚫︎ 早稲田大学の理工系学部の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 世界一わかりやすいシリーズ(大学別過去問解説本)
⚫︎ 各大手予備校の医学部対象の模擬試験

◆ 過去問研究/物理(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 力学分野 ・箱の中に物体が入っている場合で、箱・物体間に摩擦なしの場合の、箱の運動
・箱・物体間に摩擦ありの場合で、箱の中で物体が滑る場合の、箱と物体それぞれの運動方程式
・箱内で物体が滑り始める場合の外力の大きさ
・箱・物体間に摩擦ありの場合で、箱の中で物体が滑る場合の、箱と物体が接触する時刻
・撃力を加えた場合に、物体が箱に接触しないための条件
・撃力を加えた場合に、物体が箱の中で滑った距離と静止するまでの時間
・箱と物体の速度変化のグラフ化と、物体が箱の中で滑った距離の図示
・箱の中の物体が、箱と n 回衝突した後の、物体と箱の速度
・時間が十分に経過後の物体と箱の速度、衝突によって失われた運動エネルギー
・物体と箱の4回目の衝突までの、箱の速度のグラフ
第2問 電磁気分野 ・1つの正電荷が xy 平面上につくる電位、電場の大きさと向き、等電位線の図示
・2つの正電荷が xy 平面上につくる電場の大きさと向き、原点につくる電位
・電位の次元を表示
・電荷の対称性から、多項式における係数を決定
・原点を通る等電位線の原点における接線の傾き
・y=c を境に、電位の極大値の数が1つと2つに分かれる場合の、c の値(*)
・特定の条件を満たす場合の等電位線の図示

・東京医科歯科大学(医学部医学科)の過去問研究/物理(2022)

◆ 最適な物理の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。 例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 物理のエッセンス
⚫︎ 良問の風
⚫︎ 基礎問題精講
⚫︎ 秘伝の物理・講義
⚫︎ セミナー物理(※ 発展問題を除く)
⚫︎ リードα 物理(※ 発展的な問題を除く)
⚫︎ リードライトノート 物理
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京医科歯科大学(医学部医学科)の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京医科歯科大学(医学部医学科)の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
⚫︎ 標準問題精講
⚫︎ 名問の森
⚫︎ 重要問題集(※ 物理の重要問題集は入試問題中心なので、入門用としては難しいと思います)
第4段階 ・この段階では、東京医科歯科大学(医学部医学科)の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京大学の理系の過去問
⚫︎ 東京工業大学の過去問
⚫︎ 早稲田大学の理工系学部の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 各大手予備校の医学部対象の模擬試験

◆ 過去問研究/化学(2023)

・最適な参考書・問題集を決定するためには、最初に、過去問を研究する必要があります。
<問題番号> <主な分野> <完答するために、理解しておきたい主な内容(*:やや難)>
第1問 理論分野 ・弱酸の電離における電離定数、電離度、水素イオン濃度、陰イオン濃度の定式化
・酢酸の電離定数の計算
・酸の濃度と電離度の大きさの関係とそうなる理由
・9つの試料に対して、電離度を実際に計算
・水素イオン濃度を近似的に求めてもよい場合とその理由
・水の電離が無視できない場合の HCl 水溶液の水素イオン濃度
・水の電離が無視できない場合のフェノール水溶液の水素イオン濃度
第2問 有機分野 ・フェノール水溶液と臭素水の反応により生成する白い沈澱の物質名と構造式・電子配向性
・フェノールと塩化鉄(Ⅲ)水溶液の呈色反応
・アルカリ融解によるフェノールの合成
・弱酸遊離反応の説明
・ナトリウムフェノキシドに高温高圧で CO2 を反応させた場合、さらに硫酸を加えた場合の生成物の構造式
・硫化水素、二酸化硫黄、硫酸における硫黄原子の酸化数
・ある質量の硫黄から接触法で濃硫酸を生成する場合に、生成する濃硫酸の質量
・グルコースに濃硫酸を加えた場合の反応の化学反応式
・求核アシル置換反応(説明あり)による生成物の構造式
・4-アミノ安息香酸(構造式を書けること)とエタノールの求核アシル置換反応による生成物の構造式
・上記生成物におけるエタノール由来の酸素原子の特定
・スルホンアミド基(-SO2NH2)が与えられた上で、スルファニルアミド(p-アミドベンゼンスルホンアミド)の構造式を書く
・弱酸性でさらし粉水溶液により赤紫色に呈色、等の条件から、化合物を特定し構造式を書く
・一連の反応において、スルファニルアミドとともに生成される物質の名称
・他の求核アシル置換反応による結合の変化の図示
第3問 理論・有機分野 ・シリカゲルに含まれる構造と名称
・薄層クロマトグラフィーの実験前に、シリカゲルプレートを加熱処理することが推奨されている理由
・極性が低い分子の方が高い Rf 値を示す理由
・薄層クロマトグラフィーの平衡化における展開溶液の蒸気圧
・一部を入れ替えたシリカゲルプレートにおける実験結果の相違の理由

・東京医科歯科大学(医学部医学科)の過去問研究/化学(2022)

◆ 最適な化学の参考書・問題集

・使用する問題集の数は、できる限り、少ない方がいいですが、部分的に使用することを考えている場合には、数が増えてもいい、 と思います。参考書についても同様です。
第1段階 ・最初の参考書・問題集を、まずは、しっかり解いてみるべきです。 例えば、以下の参考書・問題集です。
<問題集>
⚫︎ 基礎問題精講
⚫︎ セミナー化学(※ 発展問題を除く)
⚫︎ リードα 化学(※ 応用レベルを除く)
⚫︎ リードライトノート 化学
⚫︎ 重要問題集の A 問題(※ B 問題は応用レベルなので除く)
⚫︎ 化学の新標準演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第2段階 ・「第1段階」の参考書・問題集をほぼ終えた時点において、 できるだけ早く、東京医科歯科大学(医学部医学科)の過去問をチェックしましょう。 解くわけではありません。というよりも、この時点では、 まだ解けません。あくまで「問題と解説の内容のチェック」です。解説の意味がわかるでしょうか?
・解説の意味がわかったり、わからなくても「第1段階」の参考書や問題集に載っている内容であれば、 「第1段階」の参考書や問題集を復習すればいいだけです。
・東京医科歯科大学(医学部医学科)の場合は、「第1段階」の参考書・問題集の復習をしながら、通常、次の段階にも進むことになります。
第3段階 ・この段階では、時間がある方は、全分野のレベルアップを目的として、全分野を対象として、問題集に取り組んでもいい、 と思いますが、時間がない方、または、特定(苦手)の分野のみに取り組みたい方は、 部分的に取り組んでもいい、と思います。
・また、時間がない場合は、次の「第4段階」と融合して考えることも必要になります。
・例えば、以下の参考書・問題集です。
<問題集>
⚫︎ 標準問題精講
⚫︎ セミナー化学の発展問題
⚫︎ リードα 化学の応用レベルの問題
⚫︎ 重要問題集の B 問題
⚫︎ 化学の新演習
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)
第4段階 ・この段階では、東京医科歯科大学(医学部医学科)の過去問演習が中心になります。
・まずは、数年分の過去問を解き、その復習をしながら、過去問と同レベルの問題演習を繰り返すことになります。
過去問演習等を通して、苦手な分野を発見した場合には、まずは、その分野を補強することが重要です。
・例えば、以下の問題集・過去問等です。
⚫︎ 東京大学の理系の過去問
⚫︎ 東京工業大学の過去問
⚫︎ 早稲田大学の理工系学部の過去問
⚫︎ 慶応義塾大学の理工学部の過去問
⚫︎ 国公立・私立医学部の過去問
⚫︎ 各大手予備校の医学部対象の模擬試験
<参考書>
⚫︎ 化学の新研究(※ だいたい何でも書かれています! 通読はしません。必要な部分だけ参照してください)